目次
コンセントの2つの穴の違いを知ろう
壁にあるコンセントに電気製品をつなぎます。
プラグの向きを考えずにつないでも、電気製品を使うことができます。
コンセントの2つの穴の長さが違う
コンセントをよく見ると、2つの穴の長さが違います。
- ホット(短い)・・・電気が来ている方
- コールド(長い)・・・電気が来ていない方
ホットとコールドの違いは何?
- ホット
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ホット側は、電気が来ている方で「ホット」、「電圧側」、「Live(ライブ)」と言います。
ホット側は、触ると感電する場合があるので注意が必要です。
- コールド
-
コールド側は、電気が来ていない方で「コールド」、「接地側」、「アース側」、「Neutral(ニュートラル)」と言います。
コールド側は、電気が来ていないので感電することはありません。
コンセントのホットとコールドの確認方法
コンセントのホットとコールドを確認する方法は
- 検電ドライバー
- デジタルマルチメーター(テスター)を使う方法があります。
検電ドライバー
検電ドライバーは、コンセントのホット側に差すと電気が点灯します。
光る部分が「LED」と、「ネオン管」方式がある。
- LED方式・・・感度が良いので、どちらでも点灯する場合がある。
- ネオン管方式・・・明るさが暗く分かりづらい。
非接触型の検電器
電線の上からでも、検電することができるので安心安全です。
デジタルマルチメーター(テスター)
デジタルマルチメーター(テスター)の、「NCV」レンジを使うと非接触型の検電器として使うことができます。
■ ホット側の時
コードがホット側の時は、ランプが光り音も出ます。
■ コールド側の時
コードがコールド側の時は、テスターの表示に変化はありません。
コンセントの極性を合わせる方法
交流はプラグの向きを考えずに、プラグをコンセントに差しても電気製品を使うことができます。
しかし、オーディオなどでは電源コード(プラグ)とコンセントの極性を合わせて使うことを推奨しています。
その理由は、コンセントとプラグの極性を合わせることで、電気的なノイズを軽減できることにあります。
プラグの極性の確認方法
- コールド側のコードに、線がある
- アース線がついている
- コールド側に印がある
- コールド側のコードに筋がある
以上で「コンセントのホットとコールドの違いとは?」の説明を終わります。