電気回路の配線を回路図として書く方法を、簡単な回路を使って説明します。
電池に豆電球を、スイッチを通して電線でつないだ回路です。
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この回路で、スイッチを「ON」にすれば、回路に電気が流れ豆電球が光ります。
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目次
電気回路の書き方の基本
次の回路を電気回路として、回路図にしてみます。
![](https://hegtel.com/wp-content/uploads/2020/07/shot_200708_114612.png)
■ 回路図の記号
![](https://hegtel.com/wp-content/uploads/2020/07/shot_200708_131017.png)
■ 負荷について
電池に接続する、電球やモータ、抵抗などのことを「負荷」といいます。
交流回路では、負荷のことを「インピーダンス」といいます。
交流回路の負荷(インピーダンス)には、抵抗だけでなくコイルやコンデンサのリアクタンスがあるためです。
■ 負荷の記号
負荷の記号としては次の記号を使います。
![](https://hegtel.com/wp-content/uploads/2020/07/shot_200708_124703.png)
■ 回路図の例
![](https://hegtel.com/wp-content/uploads/2020/07/shot_200708_121013.png)
回路図の書き方
スイッチや電池の位置を無視すれば、次のような回路図にしても同じ回路として扱います
回路の線の長さ
1.回路の電線が短くても、長くても同じ回路として扱います。
(一般的に、回路を接続する電線などの抵抗などは、考えません。)
![](https://hegtel.com/wp-content/uploads/2020/07/shot_200708_122149.png)
2.スイッチや電池豆電球の位置が異なっても、電気の回路図としては同じように考えます。
![](https://hegtel.com/wp-content/uploads/2020/07/shot_200708_125148.png)
電池などの位置を変更しても構わない
図の左のような回路を、右のような回路にしても電気的には同じ回路と考えます。
![](https://hegtel.com/wp-content/uploads/2020/07/shot_200708_130745.png)
同じ電線に接続してある場合は移動しても良い
図の赤で示している電線Aは、電気的にはどこでも同じと考えて良い。
図の黒で示している電線Bも、電気的にはどこでも同じと考えて良い。
したがって、左の図は右の図のようにすることができます。
![](https://hegtel.com/wp-content/uploads/2020/07/shot_210309_072127.png)
以上で「電気回路の書き方の基本」の説明を終わります。