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電力と電力量の違い

電気製品などや取扱説明書に書いてある消費電力とは、その電気製品が消費する電力のことをいいます。

たとえば、テレビの取扱説明書に消費電力 100W(ワット)などと書いてあった場合、簡単に言うと、「このテレビは見るのに100W(ワット)の電力を使いますよ」ということです。

一方、消費電力量とは、○○W(ワット)の電気製品を○○時間使った時の電気の量のことをいいます。

電力とは電気製品を使う時に 消費する電気 のことで、電力量とはある電気製品を、 ある時間使用した時に使った電気量 のことです。

目次

電力とは何のことでしょうか

■ 電力とは

電気エネルギーが 1 秒間にする仕事のことを電力といいます。

単位にワット(W)を使います。

では、仕事というのは何でしょう。

電気の世界では、電力は \(P\) で表し、単位に [W](ワット) 使います。

電力は 電圧 \(V\) と 電流 \(I\) の積をいいます。

電力の公式

■ 電力の公式

\(P=VI\quad\rm[W]\)

記号は \(\quad\rm[W]\) を使います。

単位を1000倍したものを \(\quad\rm[kW]\)(キロワット) といいます。

電気製品には「○○W」というように、その製品がどのくらいの電力を消費するのかが記載されています。

この電力(ワット)という単位は、電流(アンペア)に電圧(ボルト)を掛けた数字となります。

通常、家庭の電気製品は電圧が100Vなので、ワット数が分かれば電流のアンペアの大きさが分かります。

電流のアンペアの大きさが分かると、ひとつのコンセントで、どの位の電気を使うことができるかの見当がつきます。

それによって、たこ足配線になるのを防ぐことができます。

電気を大きく使う、エアコンや電磁調理器(IH調理器)などは専用のコンセントになっています。

■ コンセントの容量

コンセントの容量は、ほとんどのものが15アンペアつまり、1500ワットまでなので、コンセントに電気製品をつなぐときはその範囲を超えないように注意が必要です。

電力量とは何のことでしょうか

電力量というのは「○○W」の電気製品を「○○時間」使った時の電力の量ということになります。

つまり、電力ワット×使った時間(秒)で表します。

式で表すと、Ws=電力ワット × 使った時間(秒)

ただし、家庭で使う電気使用量の単位としては [Ws] では小さすぎるので、

秒を時間に変えて [Wh]  (ワットアワー)

ワットを1000倍の大きさにして

[kWh](キロワットアワー)が使われています。

消費電力であるワットは、電気代における電気使用量として計算されます。

例えば、1[kWh](1キロワットアワー)とは、1キロワット(1000W)の電力を1時間消費したということです。

電気製品が消費している電力を知るには、電力計で知ることができます。
電力だけでなく、電気料金や使用時間などもわかります。

以上で「電力と電力量の違い」の説明を終わります。

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