- 直交座標表示と極座標表示の違い
- 直交座標の表示法
- 極座標の表示法
について説明しています。
目次
直交座標表示と極座標表示
ある場所の位置を示す方法として
直交座標表示と極座標表示というものがあります。
電気回路の交流を表すときに、よく利用しますので覚えておくと便利です。
直交座標表示
点 A の座標を \((x,y)\) のように表示する方法を
直交座標表示といいます。
A点の座標は \(x=1,y=1\) なので
\(A(x,y)=(1,1)\) で表されます。
極座標表示
A点の座標を長さと角度で表す方法を
極座標表示といいます。
中心からの距離を \(r\)、\(x\) 軸からの角度を \(θ\) とすると
A点の座標は、\(A(r,θ)\) となります。
A点の座標を極座標表示すると
\(A=\sqrt2\angle \cfrac{π}{4}\) になります。
直交座標と極座標の関係
それぞれの関係は次のようになります。
\((r,θ)→(x,y)\) に変換
\(x=r\cosθ\)
\(y=r\sinθ\)
\((x,y)→(r,θ)\)に変換
\(r=\sqrt{x^2+y^2}\)
\(tanθ=\cfrac{y}{x}\)
以上で「直交座標表示と極座標表示について」の説明を終わります。