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ダイオードの仕組み

ここでは、ダイオードの仕組みについて説明します。

目次

ダイオードの仕組み

ダイオードは P型半導体とN型半導体 を接合した構造になっています。

P型半導体の端子側を 「アノード」 といいます。

N型半導体の端子側を 「カソード」 といいます。

■ ダイオードの一例

ダイオードにはアノードとカソードを区別するために、カソード側にマークがついているものもあります。

■ ダイオードの回路記号

ダイオードを表す記号は、次のような記号が一般的です。

ダイオードの特性

ダイオードは、順方向電圧を加えるとアノードからカソードに電流が流れるので、スイッチ動作の ON動作 になります。

ダイオードに、逆方向電圧を加えると電流が流れなくなります。

スイッチ動作の OFF動作 になります。

つまり、ダイオードはスイッチと同じ働きをすることになります。

■ ダイオードに順方向電圧を加える

図のように、アノード側にプラスをカソード側にマイナスの電圧を加えることを 順方向電圧(順方向バイアス) といいます。

ダイオードは順方向電圧を加えると、電流が流れますのでスイッチの ON動作 をします。

■ ダイオードに逆方向電圧を加える

図のように、ダイオードの極性を逆にすると、電流は流れなくなります。

アノード側にマイナスをカソード側にプラスの電圧を加えることを 逆方向電圧(逆方向バイアス) といいます。

ダイオードは逆方向電圧を加えると、電流がほとんど流れなくなりますのでスイッチの OFF動作 をします。

■ ダイオードの整流作用

ダイオードにはスイッチのような性質があるので、入力に交流を入れると出力側にはプラスの部分だけが出てきます。

このことをダイオードの 整流作用 といいます。

一般的なダイオードは、順方向に電流が流れやすく、逆方向に電流が流れないという特性を利用して交流電源から直流を取り出す時の 整流回路 に使われます。

ダイオードに逆方向電圧を加えたとき、ある電圧に達するとダイオードに大電流が流れます。

整流などに使われるダイオードは 逆方向電圧(逆耐電圧) が比較的高くなっています。

逆耐電圧とは、逆方向電圧で絶縁などが耐えられる最大の電圧をいいます。

一般的な整流用のダイオードは、逆耐電圧以上の電圧では素子が破壊されてしまいます。

■ ダイオードの種類

以上で「ダイオードの仕組み」の説明を終わります。

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