電流の三大作用

スポンサーリンク

電流の三大作用

電流には大きく分類して磁気、化学、発熱の働きがあり、これを電流の三大作用と呼んでいます。

 

電気はエネルギーとして見たときに本当に便利な存在です。何といっても電気の持つエネルギーを、電気機器に接続することにより簡単にほかのエネルギーに変換できることがあります。

 

ヒータにつなぐと熱を得ることができますし、モーターにつなげば動力になります。通信機器やその他さまざまな使い道があります。

 

私たちは電気のおかげで夜の闇を照らすこともできるし、生活の中でもテレビでニュースを見て情報を得たり調理器で簡単に料理をしたり、電気の恩恵を十分に受けています。
このように電気は非常に応用範囲の広いエネルギーです。

 

磁気作用

 

●磁気作用の例

電磁石

子供の頃に作ったことがある、電磁石を思い出してください。電磁石のようにコイルに電池をつなぐと、磁石になりましたね。

 

コイルのような電線(導体)に電流を流すと磁界ができます。この時できる磁界の向きは決まっています。

 

図1のように、電流を右ねじの進む方向に流すと右ねじが回転する方向に磁界ができるのです。これを、アンペアの右ねじの法則と言います。

 


電磁石のようなコイルに、電流を流すと図2のように磁界が一つの方向になりますので磁石のような働きをすることになります。また、電池の極性を反対に接続すれば、磁界の方向は図2の方向と逆になります。

 

化学作用

 

●化学作用の例


電気の働きによってさまざまな物質に化学変化を起こさせるものです。乾電池やバッテリーなどが代表的な製品です。

 

水の電気分解も化学作用ですし、金属にメッキをしてきれいに見せたりすることも化学作用のひとつです。

 

電気メッキの仕組み


銅メッキをする場合電解液を入れた容器に、プラス極に銅の棒を取り付けます。そして、マイナス極にはメッキをする金属を取り付けます。

 

電解液の中ではプラス側の銅からは銅のイオンが電解液に溶け、銅イオンはプラスなのでマイナス側に引き寄せられます。このため、マイナス極の金属には銅がメッキされます。

 

発熱作用

 

●発熱作用の例


電流が導体を流れるとき、導線にある抵抗によって熱が発生する現象のことです。この時に発生する熱のことをジュール熱といいます。

 

ジュール熱を利用した主な電気製品にはトースター、電気コタツ、電気ストーブ、アイロンなどがあります。

 

熱を利用したほとんどの電気製品は、熱源としての電熱線にニクロム線(ニッケルとクロムを中心とした合金)というものを使っています。

 

ニクロム線が使われるのは、耐熱・耐食性に優れ冷間加工が容易であり価格も比較的安いためです。

 

スポンサーリンク