電流の三大作用




電流(電気)の働きを大きく分けると発熱作用、磁気作用、化学作用の3つがあり、これを電流の三大作用と呼んでいます。

電気はエネルギーとして見たときに本当に便利な存在です。

電気の持つエネルギーを、電気機器に接続することによって、簡単にほかのエネルギーに変換することができます。

トースターやヒータにつなぐと、熱を得ることができますし、テレビなどではいろいろな情報を得ることができます。

私たちは電気のおかげで、夜を明るく照らすこともできるし、生活の中でもテレビでニュースを見て情報を得たり、調理器で簡単に料理をしたり、電気の恩恵を十分に受けています。

このように電気は非常に応用範囲の広いエネルギーです。

電流の発熱作用

電流の発熱作用は、導体に電流が流れることによって発生する、ジュール熱を利用するものです。

電流の発熱作用を利用したものには、トースター、電気コタツ、電気ストーブ、アイロンなどがあります。

ジュール熱とは、電流が導体を流れるとき、導体にある抵抗によって熱が発生する現象のことです。

ジュール熱を利用した電気製品には、熱源としての電熱線にニクロム線(ニッケルとクロムを中心とした合金)というものを使っています。

ニクロム線は、電気抵抗が大きいためジュール熱が発生しやすく、耐熱・耐食性に優れ、価格も比較的安いため多くの電気製品で使われています。

電流の磁気作用

電流の磁気作用は、導線などに電流を流すと発生する電磁界を利用したものです。

電流の磁気作用を利用したものには、電磁石、モーター、携帯電話、テレビ、ラジオなど多くの機器があります。

電磁石やモーターなどは、強い磁界を使っています。携帯電話、テレビ、ラジオなどは、電波(電磁波)を使っています。

これらは、みんな、電磁界を利用しています。

電流の化学作用

電流の化学作用は、電流が流れることによって物質にさまざまな化学変化が起こることを利用しています。

電流の化学作用を利用したものには、バッテリー(乾電池や蓄電池)などがあります。

水の電気分解も化学作用ですし、金属にメッキをしてきれいに見せたりすることも電流の化学作用のひとつです。

●電気メッキの仕組み

銅メッキをする場合電解液を入れた容器に、プラス極に銅の棒を取り付けます。

そして、マイナス極にはメッキをする金属を取り付けます。

電解液の中ではプラス側の銅からは銅のイオンが電解液に溶け、銅イオンはプラスなのでマイナス側に引き寄せられます。

このため、マイナス極の金属には銅がメッキされます。

以上で「電流の三大作用」の説明を終わります。







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