円形電流が作る磁界とソレノイドが作る磁界

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円形電流が作る磁界とソレノイドが作る磁界


円形電流が作る磁界


図のような、円形電流が円の中心に作る磁界は、次の式になります。

$H=\cfrac{I}{2r} [A/m]\tag{2-3-14-1}$
H: 磁界 [A/m]
I: 電流 [A]
r: 半径 [m]

 

 

N巻の円形電流が作る磁界


次に、円形の導線がN回巻かれたコイルが作る磁界は、次の式になります。

$H=N\cfrac{I}{2r} [A/m] \tag{2-3-14-2}$
H: 磁界 [A/m]
I: 電流 [A]
r: 半径 [m]
N: コイルの巻数

磁界の強さは、コイルの巻数の分だけ大きくなります。

 

 

ソレノイドが作る磁界

 


ソレノイドとは、図のように導線をグルグル巻いたコイルのことです。

 

ソレノイドに電流を流した時に、ソレノイドの内部にできる磁界の強さは次の式で表わします。

$H=nI [A/m] \tag{2-3-14-3}$
H: 磁界 [A/m]
I: 電流 [A]
n: 1m当たりのコイルの巻数[回/m]

 

円形コイルの N とソレノイドの n は全く違うものになります。

 

円形コイルの N は巻数そのままの数になります。つまり、100回巻いたとき N=100 になります。

 

これに対して、ソレノイドでは、n は巻数の密度を表わしています。

 

つまり、1m当たりの巻数になので、もし、2m当たりで100回ならば n=50 になるのです。

 

また、ソレノイドの場合は、半径 $r$ がなくなっていることに注意が必要です。

 

 

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